現在未成年・学生だがどうにかして中古車を買いたいと考えている方へ
学生や未成年ではオートローンは通らなさそうだけど、なんとかして中古車を手に入れたい。
ローンが通らない人向けの【自社ローン】という仕組みは良さそうだけど果たして自分たちでも利用できるのか
といった疑問にこちらのページではお答えしていきます。
この記事を書いている僕自身は自社ローン対応の中古車販売店に勤務していた経験があるので、来店していた未成年や学生のお客様の経験上からお話しします。
未成年・学生でも自社ローンで車を購入できます
まず安心していただきたい点は条件が揃えば未成年・学生でも問題なく中古車を自社ローン契約し購入することが出来ます。(前提として最低限のアルバイト収入があること)
自社ローンの販売店はお客さんが未成年であろうが成人であろうが重要視する点は契約終了までしっかり月割りした代金を支払ってくれるかの一点のみです。
たしかに未成年や学生は会社で既に勤めていたとしても期間が短かったり年収が低いため、支払い能力が低いとみなされ審査に落ちる可能性が高くなります。ですが条件が揃えば自社ローンの審査に通る可能性は極めて高くなります。
ではその条件とは何かをお答えします。
未成年・学生が自社ローン審査に有利になる条件
自社ローン審査に有利に動く条件は成人の保証人をつけることです。
成人が購入者の保証人となることで未成年者や学生でも支払い能力の裏付けができるためです。
どうしても未成年者の支払い能力は成人と比較して低い傾向があります。なぜなら現在収入があっても仕事をやめたりする確率が成人より高いからです。オートローンの審査でも未成年・学生が通らない理由は離職率の高さが関係しています。
契約終了の数年間まで現在の仕事安定して続けている確証が取れないため、審査に受かりづらいのです。
よって安定収入のある成人が購入者の保証人となることで自社ローンの審査に通りやすくなります。
販売店が未成年に保証人を立てて欲しがる理由
自社ローンに限らずオートローンでも未成年の中古車購入には必ずと言って良いほど、成人の保証人を立てることが条件となります。
その理由はいくつか条件がありますが、親の承諾を得ていない未成年者の契約は法律で契約後でも契約自体を取り消しにすることが可能なために販売店も最新の注意を払っているからです。
例えば自社ローンを未成年者が契約した場合、納車後でも一方的に契約をキャンセルにすることが可能となる法律が存在するのです。そのようなことが起こると販売店には大きな赤字だけが残ってしまいます。
よって自社ローンの販売店は契約が途中で保護にならないように成人の保証人を立てることを条件とします。
保証人がいなくても学生が自社ローン利用できる人
上記で説明した通り一般的に未成年は残念ながら保証人が必要となります。
ただし、学生でも20歳以上は保証人を立てなくても自社ローンを利用できる場合があります。
それは、安定的な収入があり車両価格も高価ではない場合です。その収入がいくらで車両価格がいくらなのかは当然お店の審査の基準によって異なります。
客観的にアルバイトで15万円くらい稼いで入れば月々3万円程度の返済はできそうです。一方でアルバイトで5万円で月々3万円の返済はどうも厳しそうです。
そういった判断が自社ローンの独自審査基準で判断されますが自分で返済能力があると思う学生さんは自社ローンの審査に保証人なしで見積もりしても良いでしょう。
以上が学生・未成年でも自社ローンで中古車を買う方法です。
自社ローンで購入できる販売店一覧
その他にも学生・未成年でも中古車を買う方法があるので紹介します。
学生・未成年が自社ローン以外で中古車を買う
学生や未成年という年齢的なものだけが車を買うネックになっている場合、以下の方法でも購入できる場合があります。
ただし、以下に当てはまる人は下で紹介する方法では購入できません。自分自身が当てはまるかどうかまず確認してから読み進めてください。
審査 通らない 理由
オートローンで購入
学生・未成年の場合はオートローンの審査に保証人なしではほとんどの場合審査に落ちますが、少し工夫することで審査に有利となります。
学生・未成年と理由でオートローンにも通らないし自社ローンに通らないと考えている場合は以下のポイントを抑えればオートローンにも通る可能性があります。
ローン審査前に工夫しておきたいポイント
- 保証人をつける
- アルバイトや仕事の収入を安定させる
- 低価格の車両を購入する・頭金の調整
では上記の3つを詳しく解説していきます。
保証人をつける
自社ローンと同じくオートローンでも保証人をつけることで審査にかなり有利となります。ローン会社にとっては成人が保証人として立ってくれることで最後まで回収できる見込みが立ちます。
学生や未成年は支払い能力の裏付けが弱いという点が審査にネックとなっているだけで、過去の借金などが原因で審査に落ちるわけではないからです。
支払い能力という唯一のネックポイントを保証人で消すことができるのです。
学生・未成年はまず保証人をつけるところからスタート。一般的には親がなる場合が多いです。
アルバイトや仕事の収入を安定させる
審査前には収入を安定させることも意識しましょう。
アルバイト・正社員に関わらず職を転々としている人はローン会社から見ると少し危なっかしいお客さんに見えてしまいます。数年後の支払い契約終了まで安定収入があるかどうかが疑わしいからです。
同様に先月5万円、今月は20万円のように収入に波がある人もあまり好ましくありません。
ローン会社はとにかく支払い期間に送れなく支払える人を好みます。
低価格の車両を購入する・頭金の調整
なるべく手頃な価格の車両を購入することや頭金を多く支払うことでオートローンが通りやすくなります。
未成年や学生が高級車を月々の返済10万円で契約し、支払っていくことは困難だと一般的には判断されます。
そこで月々の返済価格を低く設定するために低価格の車両を購入したり、なるべく最初に多く頭金を入れて残債を抑えれば審査は有利となります。月々2-3万円なら返済能力がありそうだと思われる可能性があるからです。
以上が未成年・学生でオートローンを使用して中古車を購入する購入する際に工夫しておきたいポイントです。
もちろん上記の対策をしてもオートローンに通りそうにない場合は自社ローンでも購入をおすすめします。
最後に学生ならではのローンを紹介します。
学生ローンを利用する
オートローンや自社ローン以外にも学生ローンと利用してクルマを買うという方法もあります。
学生ローンは他のローンを異なり勤務先の在籍確認のないものがほとんどのため、社会人ではない学生が利用できるサービスとして中古車の購入手段としても利用されています。
学生ローンに関してはこちらのページで詳しくまとめました。
学生ローンに関して
最後に
学生や未成年でも条件次第では自社ローンの審査に通ることがお分かりいただけましたでしょうか?
僕が勤務していた自社ローンの中古車店では未成年が保証人なしで自社ローンを組んでいるところは見たことがありませんでしたが、学生が保証人なしで契約していたことは多々ありました。
また、成人の保証人をつける場合は年齢がネックとなることはありませんでした。
自社ローン審査に落ちてしまった場合は最終的な方法として親の名義でオートローンを組むことも可能ですし、親が一括で支払い月々返済する方法もありますのであまり悲観的にならず中古車購入の色んな方法を模索して見ましょう。
その中でも自社ローンという買い方が1番人気で親にも迷惑をかけない買い方です。
カーブルでは、都道府県別の自社ローン対応店をこちらで紹介しています。
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