水商売といわれるお仕事に付かれている方で車を買おうと悩んでいる方へ。
オートローンの審査には仕事柄通るわけないけど、なんとか車を購入したい。
水商売でも自社ローンで購入できるという販売店を見つけたけど本当か？
そんな疑問に元自社ローン販売店のセールスを3年ほど行なっていた私がお答えしていきます。
水商売でも自社ローンの審査に通ります
結論から申し上げると水商売の方でも自社ローンの審査に通ることがあります。
お断りすることも時々ありましたが、過去何人もの夜の仕事で頑張っている方の中古車販売を、自社ローンを通してサポートしました。
この記事の水商売は
- ホスト
- 風俗嬢
- キャバクラ嬢
など、いわゆる夜の水商売の仕事を指します。飲食店や芸能人などを水商売と呼ぶ方もいますが、この記事では含みません。
オートローンや他のローンの審査は水商売に対しかなり厳しいことで有名ですが、自社ローンの車の価格程度であればなんとか審査に通る人がいらっしゃいます。
では、どんな人が優先的に審査に通るのか紹介します。
安心材料を提示する人が好まれます
同じ職場に5年以上勤務している人で保証人を付けれる人なら信用できると言えるでしょう。安心感が少しあります。
自社ローンの審査に受かる水商売の人のポイントは、収入が安定的に証明できる人で保証人を付けれる人が多かった印象です。
残念ながら水商売の社会的信用はかなり低い傾向があります。そのひとつの理由として水商売をしている人は職場を頻繁に変わる人が多いのが特徴にあるからです。
このことから自社ローン販売店側は車代を立て替えても、途中で仕事をやめたりして返済してくれないのではないかと不安になりがちです。
ですが、水商売をしている購入者側が車を購入したい場合、職場で安定した人間であることを証明することで、「この人は返済期間まで仕事をやめなさそうだなぁ」と自社ローン販売店を納得させることができます。
ではどうやって審査でアピールするか解説します。
収入証明で勤続年数をアピールしよう
給与明細や銀行口座、源泉徴収などでひとつの職場に長く勤務していることを証明しましょう。
その中でも信頼性のある確定申告書や源泉徴収書が好ましいと言えます。
カードローンでアリバイ会社を利用して在籍歴や給与額を操作する方法がネットでも掲載されていますが、詐欺罪に問われる可能性が極めて高いため絶対におすすめしません。
では次に自社ローンの審査に通らない水商売の人の特徴です。
水商売で自社ローンの審査に通らない人の特徴
全員が自社ローンに通るというわけではありません。水商売の方は基本的にオートローンの審査に通らないといわれていますが、同じような理由で自社ローンに通らない方がいらっしゃいます。
どのような方が自社ローンの審査にも通らないかというと
- 収入の波がある大きい
- 職場がコロコロ変わっている
- 住所証明ができない
- 収入証明ができない
以上の4つを挙げることができます。以下でさらに詳しく解説していきます。
収入の波が大きい人
今月は100万円で先月は10万円で・・・みたいな収入の波が激しい人は自社ローン審査に落ちやすい傾向があります。
販売店としては定期的に同じような収入がある人の車代を立て替えた方が回収の目処が立ちやすいからです。
具体的には水商売の人はお金遣いが荒い方が多いので収入の少ない月に自社ローン代が払えなくなる人が多いようです。
水商売は収入が高い傾向がありますが、波が激しい業界でもあります。そういった点が審査に不利に動きます。
職場がコロコロ変わる
職場がコロコロ変わる人にも自社ローンであまりお金を貸したくはありません。水商売で1店舗で長く勤めている人は少なく、職場がすぐ変わる傾向があります。
どうしても転職時期の数週間は無給になり、収入が0円になることも考えられます。そういった人が計画的通り返済ができなくなるケースがあるからです。
正社員のサラリーマンでもオートローンを通すには数年の勤務が必要と言われる信用度です。水商売の数ヶ月や1年程度では自社ローンの審査でもかなり不利と言えます。
住所証明ができない場合
住所証明ができない人も自社ローン審査にほぼ100％落ちてしまいます。
なぜかというと支払いが実行されなかった場合に、車の引き上げ等の対処を行う必要があるからです。また車代を立て替えている相手の住所は知っておくべきことのため、住所証明は必須となります。
住所証明の仕方
自身の住居ではなく彼・彼女の家で生活している人は、住所証明ができないため自社ローン審査の対象とはなりません。
収入証明ができない場合
収入証明ができない場合はよっぽど頭金を多く入れない限り難しくなります。
水商売の仕事の収入を見せれば良いじゃないかと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、いまだに多くの水商売の経営者は従業員の税金を払っていなかったり、勤務者自身も確定申告していないケースが多々あります。
その場合は社会的には無職・ニートという扱いになってしまいます。この時点でカードローンやオートローンでは審査に落ちます。
しかし、自社ローンであれば給与明細や銀行口座、源泉徴収など何か材料があればそれで販売店と相談していく形になります。
最後に
水商売をしていても自社ローンの審査に通ることは可能だということがわかりましたでしょうか？
どうしても社会的に信用が低い水商売では安定性という点を重点に自社ローンの審査に挑むことが大切です。
このページでは
- 水商売をしていても自社ローンの審査は通る
- 審査に落ちやすい水商売の人の傾向
を紹介しました。
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