ローンブラックでブラックリストから自分の名前が消えるのを待っている方へ
オートローンの審査までもうすぐだけど、あの時の支払い事故で掲載されたブラックリストからもう名前は消えているのだろうか。
自己破産から10年たったけど、そろそろローン審査にチャレンジできるのかな?
そんな疑問に元自社ローン中古車スタッフだった私が解説していきます。
5年が目安で名前が消えます

ブラックリストから名前が消える目安は5年と考えていただければ良いでしょう。
ローンブラックの原因となった状況にもよりますが、ほとんどのケースで5年を越えると名前が削除され、新たにローン審査に挑戦することが可能になります。
さらに詳しく状況別と以下の信用機関別にブラックリスト掲載期限を紹介します。
- 全国銀行個人信用情報センター(JBA)
- シー・アイ・シー(CIC)
- 日本信用情報機構(JICC)
全国銀行個人信用情報センター(JBA)
全国銀行個人信用情報センター(JBA)の特徴としては、自己破産の場合にブラックリスト掲載期間が10年と長いので注意しましょう。
名前の通り銀行系の企業が加盟していることが多いので、銀行ローンなどで金融事故を起こした経験がある場合にブラックリストに掲載されます。
61日以上延滞 | 5年 |
3か月以上連続延滞 | 5年 |
強制解約 | 5年 |
債務整理(任意整理・特定調停・個人再生) | 5年 |
自己破産 | 10年 |
シー・アイ・シー(CIC)
シー・アイ・シー(CIC)の特徴は、平成21年4月からは官報に掲載される自己破産情報は保有しないとこになっている点です。
つまり最近の自己破産のデータはブラックリストに載りません。
と言っても自己破産や債務整理で支払い義務のある支払いの免除を受けた場合は、通常通り支払いの不履行により異動処理となり、ブラックリストに掲載されます。
61日以上延滞 | 5年 |
3か月以上連続延滞 | 5年 |
強制解約 | 5年 |
債務整理(任意整理・特定調停・個人再生) | 5年 |
自己破産 | 5年(平成21年分3月末まで) |
日本信用情報機構(JICC)
日本信用情報機構(JICC)の特徴は、延滞については期限が短く1年であることが挙げられます。
61日以上延滞 | 1年 |
3か月以上連続延滞 | 1年 |
強制解約 | 5年 |
債務整理(任意整理・特定調停・個人再生) | 5年 |
自己破産 | 5年 |
ブラックリストに名前が載っていたら?いなかったら?

まずは、信用機関に自分の名前が載っているかどうかを情報開示して調べる必要があります。

その結果から中古車の購入の方法が変わります。
ブラックリストから名前が消えていたら
情報開示の結果、ブラックリストから自分の名前が消えていたらオートローンの審査に挑戦することが可能です。
ただし挑戦が可能なだけであって、
- 現在の収入
- 過去のクレジットヒストリー
- 職業
- 車体価格
などが審査に影響する為、必ず受かるというわけではありません。
ただし、ブラックリストに名前がなければ審査にかなり通りやすくなることは事実です。自社ローン対応店でない中古車屋さんを利用検討することが可能です。
まだブラックリストに名前があった場合
ブラックリストに名前があった場合でも全く中古車の購入には問題がありません。ローンブラック専用の自社ローン対応店を利用すれば良いのです。

そもそも自社ローン対応店は日本全国にあるので、無理に自分の名前がブラックリストから消えるのを待つ必要はありません。

ブラックリスト掲載者でも購入できる自社ローン対応店

最後に
ブラックリストから名前が消えるのはいつなのか?ブラックリストに載っていた場合と消えていた場合の中古車購入方法を紹介しました。
まとめると、
- 基本的には5年、自己破産の場合JBAだと10年の場合も
- まずは情報開示してリストの掲載を確認しましょう
- 消えていた場合はオートローン利用
- 載っていた場合は自社ローン利用


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