現在なんらかの借金があり返済中の人だが車がどうしても必要になってしまった人へ
借金があり今も返済中でオートローンの審査には受かるはずがない。
自社ローンだったらもしかすると借金持ちでも中古車が買えるかも。
そんな疑問に元自社ローン中古車店のセールスマンだった私がお答えします。
結論としては自社ローンを利用すれば借金があっても問題なく中古車の購入が可能です。
自社ローンという購入方法の仕組みがわからない場合はこちらのページでまとめましたので参考にどうぞ。
借金の内容次第ですが自社ローンの審査は受かります
まず結論からお伝えすると、借金があったとしても自社ローンで中古車を購入することは可能です。
ただし、その借金の詳細が自社ローンの審査でチェックされます。
チェックされる点は以下の2点
- ローン等の借り入れ（奨学金なども含む）か個人間での借り入れ（友人や親への借金など）
- 年間返済負担比率（その借金が収入額に対して多いか少ないか）
借金の内容も審査対象
自社ローンの審査において借金の内容がどのようなものか第1のチェックポイントとなります。
なぜならその借金の種類によって借金が生活において必要なものか、あるいはお金の管理がだらしないと判断されるからです。
生活に必要な借金の場合
住宅ローンや教育ローンは生活に必要な借金だと言えます。
オートローンの審査ではこれ以上のローン貸付は受けれなかったが、自社ローンでは返済負担比率が低く収入の範囲内でしたら自社ローンの審査に通る可能性は非常に高いと言えます。
お金の管理がだらしない借金の場合
個人間の借金やカードローン・消費者金融への借金は一般的に良い印象を受けない借金と見られ、自社ローンの審査でも同じような判断がされるでしょう。
自社ローンの審査では各家庭のお金の流れは見えないため、どうしてもお金に困って借金したと見られる傾向があります。
年間返済負担比率で自社ローン審査を判断されます
第2のチェックポイントが年間返済負担比率です。
簡単に説明すると現在の収入に対して借金と自社ローン審査が通った場合の合計返済額の比率が適切かを目安に基づき判断することです。
返済比率が高ければ収入は返済に多く充てられますので次第に返済困難に陥る確率が高くなります。
その年間返済比率の計算方法と借金の一種である他のローンがある人の自社ローン審査についても合わせて解説しています。お金に困った借金とローンは少し異なるので他のローンがある場合の自社ローン審査をもう少し細かくこちらのページで紹介しています。
借金の申告方法
自社ローンの審査の際に購入者が借金の申告をするのは自分自身で伝えるしかありません。
オートローンなどのローン会社の場合は【いつ・だれに・いくら・返済の有無】を信用機関に問い合わせることによって確認することができますが、中古車販売店の立場ではそこまで情報を取ることができません。
よって審査の際にアンケートなどで本当のことを伝えるようにしてください。
借金を隠して自社ローンを利用するとどうなるか
もし、借金の事実を隠して自社ローンを使用したとするとやっかいなことになり得ます。
支払いが出来ず販売店との間でトラブルが発生してしまった場合、状況が不利な状態になるため必ず嘘をつかず申告しましょう。
虚偽の申告があった場合には必ずなんらかの対処がされるように契約書も出来ているはずです。
現在の借金はその内容と返済の額によって審査の判断がされることがわかった次は、過去の借金について。
過去の借金は自社ローン審査に影響しません
安心してください、過去の借金は自社ローン審査にほとんど影響がありません。過去の失敗でローンブラックになった人でも中古車を購入できるのが自社ローンの良いところです。
過去の借金でしっかり返済期間内に返したという人は、オートローンの審査にも響かないのでトライする価値があるかもしれません。
一方で過去遅延や不払いをしてしまった人はブラックリストが消えるまで自社ローンで車の購入をしましょう。
最後に
借金があるからといって車の購入を諦める必要はありません。返済額が収入の範囲内であれば自社ローンの審査は通ります。
また、自社ローンの審査では借金の内容を嘘偽りなく申告しましょう。
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