購入前で自社ローンの支払いが万が一遅れた場合どうなるのか気になる方、もしくは今すでに支払いが遅れていて催促が来るかビクビクしているという方へ
車を引き上げられたら困る。ヤクザが取り立てに来るという噂を聞いたがどうしようか。
そんな疑問に元自社ローン販売店で営業担当・支払い遅れのお客様対応をしていた私が解説して行きます。
当初の予定と収入が違って返済に困るというのは実はよくある話です。自社ローンで契約をした場合支払いの遅れはダイレクトに影響くるので、支払いの遅れが出てしまった場合の流れを見ていきましょう。
自社ローンの支払いができない場合の流れ
一般的な自社ローン販売店の流れを紹介しています。当然販売店によって規約は異なるため、契約前にどのようなフローになるか契約前に質問し確認しておきましょう。
少しの遅れ
まず、支払いの遅れが出てもすぐに(最低でも2-3日の遅れ)支払いができる場合はこのようになるでしょう。
- 電話催促
- 再度支払日の設定(最低でも2-3日の遅れ)
- 振込確認
もちろん支払日に支払うことが当然の義務ですが、少しの遅れで購入者以外の催促電話(職場や保証人などへ)が発生することはあまりありません。
1番良い形としては支払いができないことがわかった時点で事前に連絡をし、振込日の再設定を行うのが良いでしょう。
自社ローンは信頼で成り立っている販売方法なので、後手に回って対応するのは良い印象を受けません。次回以降の対応が厳しくなる可能性もあるでしょう。
再設定した日程にも振り込みが確認できなかった場合は車の引き上げが行われることになります。
一ヶ月単位の遅れ
ほとんどのお店が車の引き上げに来るでしょう。その前に支払日から販売店の動きとしてはこうなります。
- 電話催促
- 車の引き上げ
- 車の売却益と支払い残額の差額が請求される(購入者が支払えない場合、保証人)
たった一ヶ月遅れただけで車が引き上げられて厳しいな・・・と思う方もいらっしゃるかもしれませんが当然の対応と言えます。
ただでさえお金の管理が甘く、信頼がないローンブラックの人を対象に商売をする販売店からすると、自社ローンでさえ支払いに遅れてしまうようなお客さんを再度信頼出来ないからです。
ローン契約というのはお金の貸し借りです。1日でも支払いに遅れるというのは双方の信頼関係が壊れることを意味しますのでその販売店との取引はもう出来ないと考えて良いでしょう。
連絡がつく場合
電話催促で連絡がつく場合は販売店によっては辛抱強く待ってくれるところもあるようです。
対応に関しては購入者と販売店の距離感や信頼感によって変わってくるので一概には言えませんが、支払いが遅れた理由や次いつ支払いができるのかなどを理解してもらう必要があります。
連絡がつかない場合
支払いができなくなり催促の電話が来た際に逃げるように電話に出ないという人も少なからずいます。
その場合は、職場や保証人に連絡が行くことになりますが車の引き上げが間違いなくされると認識しておいて良いでしょう。
自社ローンの延滞は信用機関に登録はされない
自社ローン利用者のほとんどはすでに個人信用機関にブラック登録されていますが、自社ローンの支払いが遅れたからといって改めてブラックリストに記録されるわけではありません。
自社ローン販売は独自審査の元行われていますので信用情報に影響はありません。
もちろん登録されないからといってそのまま延滞を続けることはできません。販売店に滞納している期間も所有権は販売店側が持っているままです。
車の引き上げができない場合は盗難届を出される可能性もありますので早急に返済を行う必要があります。
どうしても車が必要な場合は
ある程度支払いが進んでいて金額が少なくなっている場合、そして車の引き上げは絶対に阻止したい場合は消費者金融などのカードローンを申し込んで一旦支払いを済ませるのも一手です。
残額が少ない場合、車体価格全額をローンに通すよりも審査に通ることがありますので一度申し込んでとりあえず手元にお金を作るのも良いでしょう。
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まとめ
前提として、自社ローン販売店は購入者の車両代金を立て替えているので支払い遅れというのは絶対にしてはいけないことです。
ですが、体調の問題で仕事ができなかったりして収入が事前に予定していたものと変わってしまい支払いができないことはあり得る話です。
そんな時、自社ローンの支払いができないと最悪車の引き上げが行われますので気をつけましょう。
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